ざっくり文法 分詞の後置修飾

中2

作り方・訳し方

名詞 + 現在分詞  現在分詞している名詞

名詞 + 過去分詞 過去分詞した、過去分詞される/された名詞

現在分詞の後置修飾

例文

I know the man reading a book. 私は本を読んでいるその男性を知っています。

man 「男性」という名詞のすぐ後ろに現在分詞の reading 「読んでいる」をつけることによって、「男性」に「本を読んでいる」という意味を加えています。

見分け方

~ingは進行形でも使いますが、進行形のときには be動詞 + ~ing の形になります。

後置修飾の場合は 名詞のすぐ後ろに~ingがついているのがポイントです。

過去分詞の後置修飾

例文

I have a book written by Natsume Soseki. 私は夏目漱石によって書かれた本を持っています。

book「本」という名詞のすぐ後ろに過去分詞の written「書かれた」をつけることによって、「本」に「夏目漱石によって書かれた」 という意味を加えています。

見分け方

過去分詞は受け身・受動態や現在完了でも使いますが、受け身・受動態のときには be動詞 + 過去分詞、現在完了のときには have + 過去分詞 の形になります。

後置修飾の場合は 名詞のすぐ後ろに過去分詞がついているのがポイントです。

分詞のイメージ

分詞には「~という状態」というイメージがあります

現在分詞は「~している状態」
過去分詞は「~した状態」「~された状態」
となります。

それを名詞の直後に置くことによって、名詞に「~の状態である」という意味を加えていると考えると、少し覚えやすいかもしれません。

おわりに 「ざっくり」とは

文法を学習すると細かいルールがたくさんあります。
一つひとつ正確に覚えることはもちろん大切ですが、多すぎて覚える気にすらならないのでは本末転倒です。

そこで英文を和訳するときに必要な最低限の内容だけ紹介するのが「ざっくり英文法」です。
そのため伝える内容の順番も、必要であろうものから順に載せています。

説明しきれない部分もありますので、詳しく知りたい場合には教科書の文法まとめのページを見てください。

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